もう2月も末になりましたが、新年一発目のブログです。
今年もよろしくお願いします。

【ネットでもラジオが聞ける! Radiko.jp始動】
東京・大阪のAM/FM 13局が3月15日からサイマル配信 −「radiko.jp」。実用化試験で半年後目処に実用化(AV Watch.2/24)

3/15から、首都圏と関西の一部の地域で、インターネットを使ったラジオの再送信サービスが始まります。詳細をまとめてみました。

【URL】
http://radiko.jp/

【再送信対象地域】
・関東:東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県
・関西:大阪府京都府兵庫県奈良県

【再送信される放送局】
・関東:TBSラジオニッポン放送文化放送J-WAVETOKYO FM・interFM・ラジオNIKKEI
・関西:MBSラジオABCラジオラジオ大阪FM802FM OSAKAFM COCOLO

【配信方式など】
radiko.jpへアクセスすると、IPアドレスから居住地を認識し、関東・関西いずれかのページに転送される(ただし、対象地域以外からのアクセスの場合、radiko.jpのサービス案内をまとめたページに転送)
・Webページでの配信はFlashプレーヤーを使用。
・AM・FMを問わず、各局ともHE-AAC 48kbpsのステレオでストリーミング配信。AMもステレオで聞けちゃいます。

そもそもこのサービスが始まるきっかけになったのは、都市部を中心にラジオの受信環境が著しく悪くなり、聴取率の低下を招いているという現状が問題化してきているため。家庭や職場などによってはラジオチューナーそのものがないという所もあり、そのため「ラジオの聞き方を知らない」という若者も出てきているのだそうですよ記事参照)!!! マジですか…

そこで、電通や大手民放ラジオ局が中心となって、ラジオのリーチ率を引き上げ、広告媒体としての価値を再び上げていくために立ち上げたのが、昨年12月に発足したIPサイマルラジオ協議会。インターネット回線を使ってラジオの再送信を行うことによって、ラジオの電波が届きにくいビル陰やOA機器の多いオフィス、地下などでも聞けるようにしようということになったのです。ネットで再送信すれば、ダイヤルを回してチューニングするという手間もないですしね(当たり前の操作かもしれませんが、この手間が、若者に「ラジオはお金を払わないとジージーいって聞けない」という勘違いを招いている要因だったりするそうなんですよね)

3/15の開始時点ではサービス提供範囲が限られていますが、今後は他の民放の参加も呼びかけ、地域を拡大していく予定なのだそうですが、聞けるラジオはあくまでその地域で放送されているラジオ局な訳で。
もし仮に、長野でradikoのサービスが始まったとしたら、こんな事になりそうな予感… これは寂しすぎる^^; 

やっぱり、近県のラジオ局位は聞けるようにして欲しいですね。